焼き芋焼酎の美味しい魅力

焼き芋焼酎の基礎知識

 

 

現在、本格焼酎というカテゴリーの人気はすごいものがあります。その中でも芋焼酎は南九州地域で盛んですが、更に知る人ぞ知るのが「焼き芋焼酎」となっています。

 

 

一般的な芋焼酎と焼き芋焼酎の違いとは何だろうと思うでしょうが、芋焼酎は芋を蒸気で蒸して製造するのに対して、焼き芋焼酎は文字通りに芋を焼いて製造されるのが特徴です。

 

 

その焼き芋焼酎の味についてですが、雑味が無く、味、香り共に芳醇で、甘さも適度にあって、切れもあるというのが通説になっています。又、「焼き芋」の特徴である焦げた味が柔らかく効いて、精密な味になっていると評判です。

 

 

焼き芋焼酎は、焦げすぎてもいい焼酎にならず、単にきれいに焼いても香りが出ないそうで、長年の製造の上で培われた技術によって最適な焼き方をする必要があります。こうして原酒ができたら、今度は37~38度の原酒を昼夜2日間に亘ってマイナス5度まで冷却し、更にそこから手作業で不純物を取り除いていきます。

 

 

こんな手間のかかる焼き芋焼酎ですが、瓶に詰められてからも日が経つ毎に香りと甘みが増して、味わい深い焼酎となるのです。

 

 

呑み方のお勧めとしては、夏はロックが似合いますし、冬はお湯割りになるかもしれませんが、基本的には水割りが一番美味しいという人も多く、自分に合った呑み方を見つけるのも楽しいでしょう。焼き芋焼酎が初めてという人は、少し薄目から試した方が美味しい魅力を感じやすいかもしれません。