焼き芋焼酎の美味しい魅力

伝統技術集団のつくる焼き芋焼酎

伝統技術集団のつくる焼き芋焼酎として有名なのが「大地」です。大地は、鹿児島県大崎町産の芋である「黄金千貫」の良質なものだけを厳選して使用しており、又、芋焼酎業界では名人として名高く、全国的な逸材とされる黒瀬杜氏集団のトップに位置する「黒瀬安光」がリードしてつくり出す魂のこもった焼き芋焼酎として高い評価を受けています。

 

 

黒瀬杜氏は明治初年に薩摩半島南西部海沿いの町、鹿児島県川辺郡笠召沙町黒瀬の地で誕生した焼酎技能集団です。海に面し山が迫っている環境で耕作地が少なく、当時は出稼ぎによる焼酎造りが人々の暮らしの財政基盤となったとされ、この技術集団の人数は繁忙期に400人にも達して、鹿児島県を中心に、九州一円や、更には四国地方にまで焼酎造りに出かけて行って、その製造技術を拡大していったということです。

 

 

現在では、出稼ぎによる酒造り制度は衰退し、現役の黒瀬杜氏は20人程度となっています。

 

 

芋焼酎は芋を蒸気で蒸し製造しますが、前述の通り焼き芋焼酎は芋を焼いて製造します。雑味が無く、味、香り共に芳醇な焼酎にするため、焼酎を仕上げる量だけの芋しか焼きません。そのために24時間交代で焼き続け、こうした地道な努力を経てこの個性のある焼酎は完成します。

 

 

25度の一升瓶価格は3,600円前後、数量限定の化粧箱入り四合2本が5,000円前後、37度の四合壷で10本(1ケース)が37,000円前後、これの1本 価格が3,700円前後となっています。