焼き芋焼酎の美味しい魅力

注目株の焼き芋焼酎

 

 

「明るい農村」という、昔ながらのかめ壺仕込みに、黒麹と白麹で仕込んだ原酒をブレンドしコクを出している正統派の芋焼酎がありますが、これの姉妹品が「農家の嫁」という焼き芋焼酎です。

 

 

芋焼酎は一般的にはさつま芋を蒸して使いますが、「農家の嫁」では、特産の黄金千貫を炭火でじっくり焼き芋にして原料にしているのが特徴で、黒麹、かめ壺にて仕込んであります。こうして手間暇かけてつくった焼酎は業界初となる「炭火焼き・焼芋焼酎」となっています。

 

 

特徴は香ばしさと、コクのある甘味で、お湯割りでもロックでもたっぷり楽しむことができます。「明るい農村」と飲み比べると「農家の嫁」はコクが違います。じっくりと伝わる旨みや、ほんのり甘く鼻を抜ける焼芋の香ばしい風味は個性的で美味しい魅力がいっぱいです。

 

 

常圧蒸留によるアルコール25度で、四合が1,500円前後、一升が2,680円前後となっています。原料の芋にとことんこだわっているのが「石焼き芋焼酎・ 鳴門金時」です。ここで原料芋としているのは、徳島のミネラルをたっぷり含んだブランド芋「鳴門金時」で、鮮やかな赤い皮と黄色い中身は、見た目の美しさもさることながら、焼いて、蒸して、煮て、揚げてもOKの厚みのある甘さで、まさに焼き芋焼酎にはぴったりの原料といえます。度数は25度で、石焼き芋の香ばしい香りと上品な甘みが深いコクとともに口に広がります。一升が3,000円前後です。

 

 

次はこだわりの種子島紫芋を炭火焼で仕込んだ、本格焼き芋焼酎の「鬼火」です。これは創業100余年の技術で仕込まれた一品で、生産地は鹿児島の田崎酒造です。初代当主が良質の水を求めてこの地に創業して以来、清水と厳選されたさつま芋とが結びついた、精魂をこめて吟蒸した焼酎は実に魅力的です。黒麹仕込・鬼火は、25度の一升で価格2,400円前後です。